2003-01-01から1年間の記事一覧

『終戦のローレライ』映画化

そもそも映画化が前提だったらしい作品がようやく動き出した模様。つい先日「このミス2位」帯付きの本が入荷したが、そちらには確か「2004年映画化」とあったように思うのだが、実際には2005年になるらしい(→追記。帯を今日見たら「2005年映画化」と書かれ…

シューベルト/交響曲第9番「ザ・グレイト」

小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ(ASIN:B00005S752)。しばしば「長大な作品」であると言われるが、実は一時間もなく、交響曲としては「やや長い」程度。「長大」と言われがちなのは、えてして「冗長」に聴こえるからではないか、とも思ったりする…

オリジナルのベスト

さわや書店の伊藤氏が「新文化」12月4日号の連載コラムで、昨今の「ベストミステリー」ものの結果が自分の本の評価との「違和感」がある、と断じていて、オリジナルの「おすすめミステリーベスト10」を発表されている。今までに数々の「仕掛け本」を発信し…

よまとし2003

泉穂さんの読まずに年が越せるか!2003に昨夜投票。締め切り間近です。 すみません「テーマソング」だけどうしても考えられませんでした。

ダ・ヴィンチ1月号

各種のランキングは、この雑誌を読んでいる読者層を反映したものばかりで、まあ毎年の通り。なので特に腹が立ったりはしない。各出版社ごとの来年のミステリ(エンタテインメント)の隠し玉ページを読んでいると、どれもこれもが傑作に見えてくるのが不思議…

バッハ/パルティータ全曲

チェンバロ曲で演奏は鈴木雅明(ASIN:B00008CH3R)。どこかで聴いたような気がするのは、よく使われるフレーズがあるからなのだろうか。まあ全体的にはいかにもバッハ、な曲である。このCDは2枚組だが、なんと2枚とも収録時間が80分を超えていることに驚い…

「娘。物語ALIVE!1巻」(ISBN:4063640388)

「娘。物語」は、実話に基づいたドキュメンタリー(かなり脚色はされていたが)だったが、「ALIVE!」に変わって完全なフィクションになり、15人が共同生活をしているという設定でのドタバタコメディになってしまった。『娘。物語』は5巻まできちんと買っ…

井狩春男、仕事募集中。

井狩春男の時々日刊まるすニュースは、2002年10月に始まってからまだ9回しか更新されていないという、どこが「日刊」なんだか、なペースだが(いや、「時々日刊」だから嘘じゃないのか)、最新の更新(12/6)では雑誌連載コラムの一つが打ち切られてしまった…

読み聞かせのお姉ちゃん

子供が三人くらい店に入ってきて、一番お姉さんが小学4年くらいだったのだが、その子がすごいしっかりしてる子で、下の二人をしっかり見守っていて、やがて絵本回転塔から一冊の本を出して「読み聞かせ」を始めた。それを黙って聴き入る二人。やがてお母さ…

接続(1997年韓国映画)

ラジオプロデューサーのドンヒョン(ハン・ソッキュ)は昔別れた恋人が忘れられず、放送作家のウニ(チュ・サンミ)の誘いも無下に断りながら孤独な日々を過ごしている。ある日、番組宛てに思い出のレコードが送られてきて、番組の繋がりも無視して放送して…

「このミス2004年版」

歌野の二冠を確認。 あと週刊文春も制覇すれば三冠王だが、さすがにそれは難しいだろうか。文春は(2年前の某事態のようなことを避けるためか)去年から推理作家協会員の他に、全国の主要な書店に勤める書店員からも票を集めるようになったので、さすがに「…

めちゃイケ再開記念SP

ワールドカップバレーのためにしばらく放送がなかった「めちゃイケ」の内容を思い出してもらう、という形で、要するに今夜の放送の予告番組。午後のSPは広島ではやってくれない場合が多いのだが、今日は珍しく放送されたので一応ビデオに。「岡女体育祭」も…

忘年会その一

創元分科会の忘年会をやった。やはり時節柄か、「このミス」「本ミス」ネタが話題の中心。個人的には『太平洋の薔薇』は読んでみようと思った。

『「新しい」新しい単位』(ISBN:4594041027)

しょーもないのだが、やっぱり笑ってしまった。

TVチューナー付き携帯

予約していた電話が入荷したというので受け取りに行く。日本初のTVチューナー内蔵携帯ボーダフォンV601Nである。昨日まで使っていたのも同じNEC製(J-N04)だったので操作性はほぼ同じであり、すんなり馴染める。前のを機種変更した時は1年以内での変更だった…

トリック第8回

TV

見立て殺人から、池の水面に出た足まで、完全に横溝正史の世界。『獄門島』を意識したような言葉のトリックも登場する。全体的にはやや地味なまま終わってしまったが。布施明もとい布施明神には笑った。琴の音が「秋桜」だった。

紅白対格闘技

TV

大晦日の紅白は視聴率がどうだったかが最も話題になる番組であり、前年より落ちると必ず「マンネリ」とか言われるある意味可哀相な番組だ。少しでも視聴率を上げようといろんな「作戦」を毎年繰り出してくる。例えば審査員の人選とか、出場歌手の誰かにぶつ…

最近最も感心した評論

春都さん(id:haruto99)の「ドラクエの順番」。ドラクエは1から順番にやってこそ3での感動がある、という内容で、その明快にして判りやすい論旨には非常に感心した。「ドラクエ3での感動体験」はまるで優れたミステリを読んだときの感動に似ていると思う。…

2004年本屋大賞

次の投票ものはこれ。さっき一次投票を済ませた。発売直後の作品はデータベースにないようで、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』は自分で登録した。あ、投票内容をひとつバラしてしまった。 去年以前の本から一冊を推薦する「発掘部門」に迷ったが、…

ハロプロ楽曲大賞2003に投票

まずは総評から。 まるでデフレスパイラルのようにCDの売上は下がり、ほんの数年前に「国民的アイドル」とまで言われていた時代が嘘のようにはっきりと翳りが見えてきたモーニング娘。ほかハロプロタレントたち。ただ人数が多いだけのタレントになってしま…

イ・スヨン5集「this time」

DVD付き。前から「バラードクイーン」みたいな存在だったが、このアルバムではさらに楽曲的に深みが増し、安心して聴ける内容になっている。今年の活躍を象徴しているようだ。 DVDはMV集とメイキングやNG集を収録。韓国ポップスのMVは有名俳優を使って短編映…

投票がいろいろ

明日は「ハロプロ楽曲大賞」へ投票する予定。今年は参加する予定の投票ものが多い。活字媒体に関係するものは全て終わっているので、これからはネット関連のみ。なるべく積極的に参加していこうと思う。

年賀ハガキを買った

基本的に去年というか今年のお正月に贈ったところは(喪中ハガキをいただいたところを除いて)みんなにお送りしますので、年賀状がまずい方は予めご連絡ください。

世界遺産の旅・スペイン

TV

仕事から帰ってたまたまNHKを観ると「世界遺産の旅・スペイン」という生中継番組をやっていて、逢坂剛が案内役をやっていた。今日は「アランフェス宮殿」からの中継で、なんと村治佳織がギターを生演奏。しかし一瞬彼女が村治と判らず、「え、これがあの村治…

未成年(笑)さんが心配しているといけないので

原稿執筆中。半分以上は出来ているが、時間切れなのであとは明日回し。ただ、当初予定よりも分量は少なくなりそうである。文字数を単純にカウントすると6,000字くらいか。そんなんでいいですか?

ちょっくら岡山に行ってきた

2店ある紀伊国屋書店にはどちらも「キノベス」がなかった。いや、もしかすると何か買えば貰えたのかも知れない。店員に訊けば良かったのだが面倒なのでしなかった。多分すぐに広島にも行くと思うのでそこでも探してみる。 とりあえず『2004本格ミステリ・ベ…

伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』(ISBN:4488017002)

大傑作だった。本サイトに感想を書いたが、ここしかご覧にならない方にも是非お薦めしておきたいので、ここでもあえて啓蒙しておく。郭公亭さん(11/25)やフクさん(11/24)も言われている通り、読み終えたら必ず再読されることをお奨めしたい。再読によって感…

出版界マン・オブ・ザ・イヤー

今朝の朝日新聞文化面で養老孟司の新書大ヒットの理由について書かれた記事があった。残念ながら「流行語大賞」は逃したが、『バカの壁』は『世界の中心で、愛を叫ぶ』や『トリビアの泉』と並んで今年の出版界を牽引した本だった。その『バカの壁』のみなら…

機種変更予約

朝からのこのこボーダフォンショップに出かけて携帯の機種変更を申し込む。今話題のTVチューナー付き携帯が欲しかったのだ。が、まだ入荷してきていないとのことで、予約だけしておいた。べらぼーに高いのかと思っていたが、ポイント割引とかなんとか割引と…

DVD「カントリー娘。シングルVクリップス」

簡単に感想を。 「初めてのハッピーバースデイ!」前にも「Together!クリップス」でも観たが、典型的なアイドル歌謡。顔のドアップが多くて何故か照れくさい(よく考えればどの曲も顔のアップが多いのだが)。 「恋人は心の応援団」チープな作りは意図的なも…