2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

光原百合「十八の夏」はアメリカの読者をも虜にした!

「ミステリマガジン7月号」にて、西上心太氏によるこんな記事があるそうだ(複数の方から情報をいただきました。ありがとうございます)。 三年前に日本推理作家協会賞短編部門を受賞した光原百合の『十八の夏』が翻訳されて、昨年の《EQMM》誌に掲載さ…

最近買った本&買う予定・読む予定の本

なんだか、私の読書傾向が何らかの指標になっているかも知れないので(とんだ自意識過剰野郎だな俺も)、最近買った本とこれから買う予定(読む予定)の本を一気に挙げてみましょう。 桜庭一樹『荒野の恋 第一部』(ファミ通文庫 ISBN:4757722893) →これだけ…

愛川晶『六月六日生まれの天使』

六月六日生まれの天使作者: 愛川晶出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る目が覚めた。男と一緒に寝ていた。先ほどまで激しく愛し合ったばかりだったのだ。その余韻に浸って……いるどころではなかっ…

世界一受けたい授業

TV

久し振りに観たけれど、日本史が昔と今とで随分変わっている、という授業が面白かったなあ。親子での会話のネタにピッタリじゃん。 私が勉強していた頃はスリランカの首都が「コロンボ」だったのに、家庭教師のバイトしていた頃には「スリジャヤワルダナプラ…

「タイガー&ドラゴン」第七話「猫の皿」

TV

いや、今回も良かった。いつも「良かった」としか書いてないけど、本当に良いんだもん。どん兵衛師匠が「林屋亭」の札を挙げた瞬間は本当に泣きそうになったなあ。 岡田准一が落語を本格初披露(になるのかな)したわけだが、「天才噺家だったが破門された」…

三省堂書店ブログ・各店更新状況

三省堂書店の各店サイトがブログ化されたことは少し前に話題になったのでご存知の方も多いだろう。ではその後の更新状況はどうだろうか。 この手のものには、店によって取組み状態に温度差が生じるものである。 突発的に思い付いたので、老婆心ながら調べて…

石持浅海『扉は閉ざされたまま』サイン本

ある方から送っていただきました。ありがとうございますありがとうございます。 買わなかったのはこれを待ってたからでした。

「キムタクが伊坂幸太郎を褒めていた」情報確認

「日経エンタテインメント! 5月号」を、さる筋から送っていただきました。(ありがとうございました!) 表紙からして木村拓哉だった。 ロングインタビューがあって、まあ当然「エンジン」関係の話題が多いのだが、最後にこんなやり取りがある。 ――最近の…

朱川湊人『花まんま』

花まんま作者: 朱川湊人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/04/23メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (140件) を見る文春では『都市伝説セピア』に続く短篇集。一言で言って、素晴らしい。早くも作風がいい方向に固まってきたように思…

島田荘司の新作は、新人作家とのコラボ!

「日販速報」をつらつら見ていたら、別冊広告にこんなのが。 島田荘司・小島正樹共著『天に還る舟』(南雲堂6月中旬予定 新書版)天に還る舟 (SSKノベルズ)作者: 島田荘司,小島正樹出版社/メーカー: (株)南雲堂発売日: 2005/07/01メディア: 単行本この商品を…

佳多山大地、デビュー!

http://www.so-net.ne.jp/e-novels/index.htmが更新されています。 http://www.so-net.ne.jp/e-novels/tokusyu/z010/z010.htmlの第四回目では、評論家の佳多山大地さんが初の小説を発表されています。 →「この世でいちばん珍しい水死人」販売ページ また、探…

石持浅海『扉は閉ざされたまま』

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)作者: 石持浅海出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (268件) を見る伏見亮輔はついに新山和宏を殺す機会を得た。準備は完璧だった。その部屋には、さっ…

修正中

さっき、石持浅海『扉は閉ざされたまま』の感想をアップしていたのですが、タグをミスってた上に色も間違えて伏字が見えまくってました。一旦消して、伏字にしない方向で書き直して再アップします。 はてなで感想書くようになってから、伏字を極力つけないよ…

師匠新連載

「Web本の雑誌」内に、師匠の新連載が始まりました。 http://www.webdokusho.com/koushin/kodama.php およそ月2回の更新予定です。お楽しみに。

ガッタス優勝

とりあえず良かった。最後はPK戦だったそうで、PK紺野さんだったのかな? うん頑張った。 そうだ。携帯のガッタス特設サイト内にある「紺野あさ美のガッタス日記」(つーか、まだこれしかない)も次々に日記が更新されていて、もうブロガーだね。紺野さんは…

ところで最近どうなの?

最近すっかり娘。系の話題を書いていない。もう興味がなくなったのではないか、と思われても仕方のない状況だ。 いやそんなことはない。今ももちろんファンである。ここで書かないのは、ネタがないからだ。 メディアへの露出が本当に減ってしまったような気…

謹呈本御礼

文春さんより。いつもありがとうございます! 愛川晶『六月六日生まれの天使』(文藝春秋)六月六日生まれの天使作者: 愛川晶出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る「本格ミステリ・マスターズ」…

畠中恵『とっても不幸な幸運』

とっても不幸な幸運作者: 畠中恵出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/03メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (35件) を見る新宿にあるその酒場の名前は『酒場』だ。実に素っ気ない。店長も「店長」としか呼ばれない。一見さんには冷たいが…

「タイガー&ドラゴン」第6話「明烏」

TV

うん、今回も面白かった。非常に分かりやすい話ではあるけれど。 にしても、ジャンプ亭ジャンプ役の荒川良々ってすごいね。見れば見るほど本物の噺家に見える。見た目は笑えるけど、落語はプロ並みっぽい。 次回予告をサイトで見ると、高田文夫やヒロシなど…

キムタクが伊坂幸太郎を……

私は確認を取ってないのですが、さる筋からの情報によると、「日経エンタテインメント!」5月号(今出ている一つ前の号)で木村拓哉が、伊坂幸太郎『グラスホッパー』を褒めていたらしい。 おお、キムタクが伊坂を! ……ん? これって上手く利用すれば、柴咲…

キャッチコピーが変わっていた

東京創元社の〈ミステリ・フロンティア〉叢書には、帯にキャッチコピーが付いているのだが、そのフレーズが変わっていることに昨日気付いた。 旧コピー 未知数の才能が結集する、新鋭たちのミステリ・レーベル 新コピー 次世代を担う新鋭たちのレーベル《ミ…

「甘い人生」を今度こそ観るぞ

22日(日)に広島に行きます。前回パスした「甘い人生」を今度こそ観たい。 誰か行く人いませんか? →結局また行けなくなりました。

『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書作者: ばるぼら出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 20人 クリック: 455回この商品を含むブログ (332件) を見る19日に購入。ある意味事典的に使えるの…

7月新刊の情報を一件

『I LOVE YOU』本多孝好ほか著 祥伝社 07月07日 1,680円 ISBN:4396632517 伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田光一、中村航、本多孝好による恋愛アンソロジー。 『LOVERS』の男性作家版ですね。 いろいろ話題になりそうで、楽しみな一冊です。

恩田陸作品調査

http://mystery.parfait.ne.jp/pre/onda/(Powered by matsuoさん) たくさんの回答が集まれば面白い結果が出ると思うので、是非回答に参加してみてください。私ももちろん回答済みです。

三島賞、山本賞

それにしても、伊坂幸太郎さんは賞に見放されているのだろうか。吉川英治文学新人賞は例外として。 是非来年くらいには「本屋大賞」を差し上げたいものです。

横田増生『アマゾン・ドット・コムの光と影』

アマゾン・ドット・コムの光と影作者: 横田増生出版社/メーカー: 情報センター出版局発売日: 2005/04/19メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 598回この商品を含むブログ (202件) を見るその実態がほとんど業界内に伝わらないまま、いつの間にか年間総売上…

「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞」関連リンク集

芦辺倶楽部掲示板(芦辺さんご本人のリアクションが読めます) 槍沢雑記(id:yarisawa:20050514) THRASH MYSTERY 666(id:azejdc:20050514) 戦斗領域は夕陽に染まり。(id:sayatou:20050515) rambling life(id:arakira:20050515) 綾辻行人データベースAyalist(5…

「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞」追加修正

14日に発表しました「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2005」ですが、締め切り前に投票されたのに反映されていなかったものが一票あったことが判明しましたので追加します。 omsocさんの投票を追加しました。結果には影響ありませんでしたが、一部得票…

「タイガー&ドラゴン」第5話「厩火事」

TV

(「本格ミステリ大賞」関連の話題と間を空けるために日付が変わっての更新) ベタな人情話だったが、分かり易くて良かった。 本筋に匹敵するくらい、最初の夫婦漫才がめちゃくちゃ面白かったんだけど、またどこかであのコンビでやってもらえないものだろう…