光原百合「十八の夏」はアメリカの読者をも虜にした!

「ミステリマガジン7月号」にて、西上心太氏によるこんな記事があるそうだ(複数の方から情報をいただきました。ありがとうございます)。

三年前に日本推理作家協会賞短編部門を受賞した光原百合の『十八の夏』が翻訳されて、昨年の《EQMM》誌に掲載されたのだが、読者投票で年間のベスト5になったという。

すすす、凄いことじゃないっすか、これって!!
光原さんによると、本国版EQMM(Ellery Queen's Mystery Magazine)は最近、世界各国のミステリ短編を翻訳掲載する、ということをやっているそうで、その日本代表として、協会賞の短編部門で受賞された光原さんの「十八の夏」と、法月綸太郎さんの「都市伝説パズル」が翻訳されたそうです。
しかし載るだけでなく、読者投票で選ばれてる、ってところがとてつもなく凄い。桐野夏生『OUT』がエドガー賞の長編部門でノミネートされた、ということに匹敵するくらい素晴らしいことだと思うのですが。今後の展開が楽しみですねこりゃ。