サンボマスター「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」

すごい。面白い。素晴らしい。
最初から最後までの流れが計算されている。コンセプトアルバムとして練りに練った結果だろう。
ドラマ「電車男」のテーマ曲を初めてフルで聴いたが、フルで聴いた方が絶対にいい曲だと思う。ドラマでしか聴いていない人は必聴。

西島大介『凹村戦争』『アトモスフィア 1,2』

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)

オーソン・ウェルズH.G.ウェルズ、そして「2001年宇宙の旅」などにインスパイアされて独特な世界観を作り上げた作品。発想力がすごいし、絵のタッチが「何でもあり」な状態を許せてしまう。
アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

これも「何でもあり」だが……ええええーー。
いや、こういうオチは大好きなのだ。正確には「大好きだった」になるのか。
面白いことは保証します。

イ・ヒョリ「2集/Dark Angel」

イ・ヒョリ2集 - Dark Angel (韓国盤)

イ・ヒョリ2集 - Dark Angel (韓国盤)

FIN K.Lのイ・ヒョリ、ソロとして3年ぶりのフルアルバムが出ていたことに今ごろ気付いて購入。既に韓国のセックス・シンボルみたいなキャラになっている。あの純真だった頃はもう遠い昔だ。
いろんなタイプの楽曲をやっていて飽きないのだが、音楽性といい見た目といい、ますますブリトニー化しているのが気になる。ブリトニーの劣化コピーで終わらなければいいが。

イ・スヨンMVコレクションと、『韓国ミュージック・ビデオ読本』

【楽天市場】エラー楽天市場より)
韓国のバラード女王、イ・スヨンのデビュー以来のミュージックビデオを集めたDVD。2枚組で、メイキングとライヴを集めたDVDが付いている。
リージョンフリーで日本語字幕も対応しているので、安心して鑑賞できる。
しかし、日本のマーケットを意識しているのなら、せめて出演俳優のクレジットを出して欲しいと思う。日本でも名の知れた俳優をたくさん使っているのに、全くアピールされていないので気付かれていない。勿体無いことだ。
ハ・ジウォン主演の「花」がこのDVDではメインになっているようだ。他にイ・ヨンエ、シン・ハギュン、シン・ヒョンジュン、キム・ソックンなどが出ている。可愛い女優さんが多いのだが、誰か分からなくて困っている。
海外ロケも多いが、圧倒的に多いのが日本ロケ。それも北海道だ。「花は散りゆき」という曲のMVでは「鉄道員」のロケ地が使われているのだが、駅舎にしっかり『「鉄道員」展示会場』というプレートが映っているのが哀しい。
と、いう話は、下の本に詳しく載っているので、合わせて紹介したい。

韓国ミュージック・ビデオ読本

韓国ミュージック・ビデオ読本

著者は韓国MVが日本ロケをする時にコーディネーターをしているそうで、裏話も満載で面白い。主にDVD-BOX「恋歌」(日本では「恋のソナタ」というタイトルで発売された)に収録されているMVを紹介しているので、また観返すのに格好のテキストだ。私がこの本で最大の発見だったのは、カン・ヘジョン。「オールド・ボーイ」「南極日記」に出ていた女優だが、MVではポジション「DESPERADO」に出ていた少女役と、WAXの「お願い」の靴磨き少女役として出演していたのだ。どっちも気になっていた子だったので同一人物と知ってびっくり。