雑誌付録バブル

今日の「朝日新聞」で、雑誌付録のここ最近の乱戦ぶりが記事になっている。2年前の規制緩和以降、雑誌の付録はやたらに豪華かつプレミア物が多いのはご承知の通り。フィギュアくらいは当たり前の世界で、「アフタヌーン」なんかだとフィギュアが付いてない号を見ると「なんだ今月はないのか」と、逆に付いてない号にマイナスイメージを持つくらいにまでなってしまった。そういや今月は「美術手帳」に村上隆のフィギュアが付いていたのには驚いた。女性誌だとブランドもののアクセサリーとかバッグとかショーツとかが付くのをよく見かけるが、個人的に一番インパクトがあったのは去年の「STYLE」での「折りたたみ傘」だった。でもこの傘の付録は今日の記事によると「期待したほどの成果はなかった」そうだ。「雑誌か付録か、どちらかにブランド力がないと成功しない」とも。最近だと「モノマガジン」のアポロ11号フィギュア(岡田斗司夫監修の「王立科学博物館」シリーズ)と、「サムライマガジン」のスポーツタオル(どこのブランドだったか忘れた)が反響が大きかった。