「富豪刑事」ドラマ化

あ、このネタ書いて帰るの忘れた（＜何にだ）。
というわけで、各地で話題になっているように、筒井康隆の『富豪刑事』がドラマ化らしい。私も昨日のラジオ放送中にネット巡回していて気が付いて、その場で喋った。深田恭子主演で、つまり主人公の性別からして変わっている。原作だと、神戸（かんべ）刑事の父親が元大泥棒で奪った財産が潤沢にあり、でも最近は過去への贖罪の気持ちが湧いていて、だから息子が社会の役に立つ仕事をしているのが嬉しくて嬉しくて、事件解決のためならいくらでも金を使ってくれ、と懇願されるのでお金使い放題なわけ。今回のドラマ化はその辺の設定はどうなっているのだろうか。どうも単に「大富豪の孫娘」という設定ぽいので、設定上のユーモア性が薄れているような気がするのだが。
木曜９時というと、今銀座界隈で大反響らしくて松本清張の原作本も全国で売れまくっている「黒革の手帖」の後番組ではないか。絶対に比較されるぞ。ますます心配だ。

富豪刑事
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