なっち盗作認めた

やはりこの話は書いておかなければならないだろう。ついにヤフーのトピックスにも挙がってしまった。
私は寡聞にして知らなかったのだが、盗作疑惑は結構前からあったそうだ。まとめサイトもあるくらいだ。
この問題が表面化したのは明石家さんまらと一緒にやっているラジオ「ヤンタン土曜日」の作詞コーナーでなっちが披露した詞に盗作疑惑が向けられてから、らしい。まあ、上のまとめサイトなどを見ると、どう見ても黒だ。「引用」「リスペクト」の域は遥かに超えている。事実認めてしまったし。
なっちが本当に詞が好きだとすると、他人の詞をたくさん読むのは当然で、そこからインスパイアされたものも多分あったりするのだろう。例えば他の詞に少しだけ、自分風の言葉を付け加えたりするような「習作」があるのかも知れない。それはあくまでも習作に過ぎないのだが、その一部を表に出してしまった、ということかも知れない。実際がどうなのかは分からないが。
過去の本を絶版にするのは当然だろうが、これからの創作活動を封印するのは、いかがなものかと思う。いつか本当に、自分の言葉で何かを表現したくなっても、表現の場がないのだ。「過去に盗作した」レッテルを貼られ続けて。それは少し残念だ。ただ与えられたものを歌わされ、喋らされるだけの人形になってしまうのか。アーティストとしては、事実上死を意味するようなことだ。
事実は事実として仕方がないので、今は猛省して、いつかきちんと自分の言葉で何かを創り出して欲しいものだ。たとえそんな場所が与えられなくても。