韓国映画俳優事典
- 作者: 韓国「スクリーン」編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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内容も、ただ持ち上げるだけでなく、時折見られる厳しい批評に、容赦しない雰囲気を感じる。
例えばユ・オソン。「友へ/チング」でトップになった彼にも
『チャンピオン』に再登場するが、期待されたほどの成果は出せなかった。そのうえ、監督との不和からイメージダウンを招いてしまう。純愛志向映画の『星』も興行的に惨敗、登り調子とはいかない現状だ。
と厳しい。
チョン・ドヨンを
とりたてて整った容貌でもなく、テレビでもこれという経歴もない彼女が映画界のスターとなった〜〜
キビシー!!
ペ・ドゥナに対して
人気と演技力を兼ね備えているわりには、まだヒット作に恵まれていない。
と痛烈に皮肉って締めたり。
ページの扱いの大きさにも韓国での人気の度合いが分かりそうだ。アン・ソンギ、チェ・ミンシク、チャン・ドンゴン、イ・ヨンエ、チャン・ジニョン(そうか、「反則王」のジムトレーナー役は彼女だったのか!)、チョン・ウソン、チャ・スンウォン、チョン・ジヒョン、チャ・テヒョンなどは2ページ扱い。イ・ビョンホンは2ページだが、ペ・ヨンジュンは1ページだ。
「永遠の片想い」でチャ・テヒョンの妹役だったムン・グニョンって、今は17歳ですってよ(>だからなんだってよ!!)。ちなみに1ページ扱い。その後の「箪笥」もヒットしたからね。
後半では子役から脇役専門俳優までフォローする徹底ぶり。この充実振りは、日本側のスタッフには作れないだろう。これから韓国映画を観る前、観た後はこれでチェックしよう。