14日に買った本

切断都市

切断都市

年末から買おうと思って取り置きしていたもの。やっと読めそうなので。
と思っていたのだが、本屋大賞ノミネートの未読も潰さなければ。というわけで、
対岸の彼女

対岸の彼女

直木賞おめでとさん記念。違う。単に未読だったから。
そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく

今回ノミネートの中でも個人的に最も意外だった一冊。市川拓司が書店員に支持されているとは。市川拓司や片山恭一は、書店側よりは読者側から、あるいはメディア絡みでのブームが産んだ作家であり作品だと思っていたので。私の周りでもこれを読んでいた人はいなかった。
10作品を見ていて、なんとなく「本屋大賞」の傾向が固まりつつあるような気がした。去年は(手探り状態だったからか)バラエティに富んでいたようだったが、今年は「あー分かる分かる、やっぱりこういうのが残るよね」的な作品が多い。おかけでこっちは読んでいない作品だらけになった。そもそも私に向いていない賞なのかなあ。限られた期間で義務的に読む本は、多分評価が辛くなるよ。