タイガー&ドラゴン第十話「品川心中」

次回の大団円へ向けての伏線の回と言えるだろう。現在の「品川心中」が前半だけで全然落ちていない噺であることも、「まだ話は終わらない」ことを示しているように見える。噺家としての道と、今までお世話になった新宿流星会の存亡の危機との狭間で揺れ動く虎児。「向こう側」の道に転がり込んでしまったところで以下次回。さあどう落とすのか?
いつも小虎がやる古典のアレンジ噺に竜二が初登場。「猫の皿」の時の下手さに較べると随分と流暢で巧くなったように思った。やっぱり前回のは「下手な演技」だったのか? うーむ微妙。しかも「ドラゴンドラゴンチャンドンゴン」って……。
ドラマの「マクラ役」にどん兵衛師匠が出たということは、最終回は竜二で締めということになるのだろう。