米澤穂信

そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、「米澤穂信」のうわさをしていました。

てな感じに、乱歩『怪人二十面相』の冒頭をパクってしまいたくなるほど、右を見ても左を見ても米澤作品やサイン会の話ばかり。私の見る範囲内では超人気作家ですね。サイン会はある意味「MYSCON」よりも濃い場になってるかも。
実は私も東京のサイン会に顔を出せるかなあ、といろいろ画策していたのですが、諸般の事情でお流れになってしまいました。とても残念。まあ近く別の機会があるかも知れないので、そっちを楽しみにすることにしましょう。