五十嵐貴久『2005年のロケットボーイズ』
- 作者: 五十嵐貴久
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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『1985年の奇跡』に続いての青春小説。こちらは理系だ。おれことカジシンや、仲間のゴタンダ、ドラゴン、そして引きこもりの親父、工作機械のオーソリティーのジジイ、オタクな女の子・彩子、金持ちで学校を支配しているダンナ、そして設計図作成の大先生、自閉症だが実はキーマンの「レインマン」など、ユニークなキャラが集結して大きな目標に挑むことになる。特に後半は都合よく進みすぎかなあ、という気がしなくもないが、爽やかに読み終えることが出来るので充分だろう。青春してるねえ。