麻野一哉・飯田和敏・米光一成『日本文学ふいんき語り』

日本文学ふいんき語り

日本文学ふいんき語り

文豪の有名作品や、最近のベストセラーをネタにしてオフ会で適当に喋ってるのをそのまま文章に起こしたような感じ。三人とも想像の広げ方・発想力が素晴らしいので、うわーそんな話になんのか、てな驚きも。ゲームにするなら、という設定で語られているので、後半のトークがそういう展開になるが、三島由紀夫の回で「三島っち」を思いついた瞬間のテンションが最高だ。
あと、井伏鱒二のパクリ疑惑話は結構ショックだったり(→「オレンジレンジ」からもじって「鱒二レンジ」)。一応、地元が誇る文士なもので……。