昭和史の裏を描いたDVDを連続で鑑賞

スパイ・ゾルゲ [DVD]

ゾルゲ事件そのものも実はほとんど知らなかったのだが、最近読んだ保阪正康の本で興味を持ったので鑑賞した。
事件を忠実に追っており、日本映画とは思えないほどのスケール感はあるが、同時に限界も感じた。ハリウッドならもっとエキストラを大量動員して、どのシーンもリアリティを出すんだろうなあ、と思った。

KT [DVD]

劇場でも鑑賞した作品。こちらの方が現代に近いこともあり、リアリティがある。金大中事件（今は「キム・デジュン」だが、当時は「きんだいちゅう」と呼ばれていた）は当時からよく報道されていた記憶もあるので、歴史の裏を見る緊迫感に溢れている作品は見入ってしまう。布袋寅泰の音楽も素晴らしい。
筒井道隆は「普通の人」を演じさせると巧い。