「Mr.BOO!」&「Mr.BOO! インベーダー作戦」

どちらもレンタルDVDにて鑑賞。かつて一世を風靡した「広川太一郎吹替版」を収録した、我々世代にとってはかなり懐かしい作品。
Mr.BOO!」は私立探偵、「インベーダー作戦」は売れないタレントがTV局の視聴率競争にいつの間にか首を突っ込んでいく話で、基本的にはシリーズでもなんでもない。「Mr.BOO!(ミスター・ブー)」というシリーズ名も日本の配給会社の造語だそうで、よく考えたものだと思う。
どちらも、単純でベタなギャグばかりだが、やっぱり実際にやっているのを観ると笑ってしまう。
広川太一郎の吹替は、第一作ではまだ大人しいものの、「インベーダー作戦」からアドリブ全開になる。日本語字幕と一緒に観ると分かるが、マイケル・ホイが喋ってないところでもガンガン喋っていて、乗りまくり。
ところで第一作では、サミュエル・ホイをビートたけしが、リッキー・ホイをビートきよしが吹替していて驚かされた。たけしなんて、ビキニの女性が出るシーンで「コマネチ!」って喋ってるし。あと、「インベーダー作戦」ではマイケル・ホイが突然番組司会をするシーンで、数分間、広東語のみの音声になる場面があった。日本語のテープが紛失でもしたのだろうか。