明木茂夫『と学会レポート オタク的中国学入門』

オタク的中国学入門―と学会レポート

オタク的中国学入門―と学会レポート

いつものトンデモ本を紹介する内容とは一線を画し、「オタク」の視点から中国を見たレポート集。
かの『電車男』に中国語訳版があることだけでも驚きだが、上海版、台湾版の二種類あり、それを読み比べている。これが、秀逸だった。台湾版が日本のネット文化・オタク文化をよく研究しており、評価が高いようだ。
他には日本のCDなどの海賊盤における変な日本語の突っ込みが面白い。他の項目も興味深いところだらけだ。