樋口裕一『笑えるクラシック』

クラシックには全てが重苦しくて神妙に拝聴するようなものではなく、中には楽しいものもこんなにあるよ、的なガイド。「笑える」というほど爆笑はしないが、聴いていて楽しくなる曲は確かに多い。オペラに多くのページを割いていて、あまりオペラを聴かない(観ない)私には、このオペラってこういう視点があるのか、という発見もいくつかある。他にもハイドン交響曲「うっかり者」は聴きたくなった。