久世番子『番線』

番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)

番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)

暴れん坊本屋さん』で本屋をネタにしてきた著者が、今度は「本」そのものにまつわるものを取材したコミックエッセイ。初回からして「人に貸し借りする本はどんな袋に入れるか」という鋭い話題を突っ込んでいて感心させられる。そういや、何気に意識するよね。他にも「雑誌履歴書」「国会図書館」「校正」など絶妙なテーマで読ませる。