清水義範『全国まずいものマップ』

自選の「清水義範パスティーシュ100」第3巻目。
言葉遊びを追求した挙句に暴走しまくった小説集。傑作が集まっていると思う。
初読時のインパクトがそのまま甦って笑ってしまったのは「バールのようなもの」「三流コピーライター養成講座」「二十一世紀新小説応募作品」あたり。
今回初読作品では、「文字化けの悦楽」「スノー・カントリー」が楽しかった。