古厩智之『青春ロボコン』
青春ロボコン―「理数系の甲子園」を映画にする (岩波ジュニア新書)
- 作者: 古厩智之
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/01/20
- メディア: 新書
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ロボットコンテストをテーマにした「ロボコン」では、試合の模様はみんなガチの勝負で、長回しで試合を撮影している。現場の臨場感が出ていたのはそのためだ。ワンシーンごとに「監督メモ」が書かれており、脚本と実際の映画との違いなどを詳細に説明している。「映画作り」に興味を持たせるのに最適なテキストであろう。
最も印象的なフレーズを。「物語の着想」より。
ひとはなぜ「物語」を必要とするのでしょう?
僕にはハッキリした答えは出せません。ただ、必要だから、としか言えない。
(16ページ)