清水浩『脱「ひとり勝ち」文明論』
- 作者: 清水浩
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 単行本
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著者は電気自動車「エリーカ」を開発した人。今後、太陽電池と電気自動車を普及させることで、一部だけが裕福な「ひとり勝ち」の時代は終わり、世界中の人々が全員幸せな生活ができるようになるはず、と主張する。
新しい技術は7年間で普及する、という話があって面白かった。オートマ車、CD、携帯電話、デジタルカメラなど、全て7年かそれ以内で勢力図が変わるまでになった。太陽電池や電気自動車も、7年すれば普及している可能性は否定できない。その鍵を握るのは、どちらの技術も最先端にある、日本なのだ。