三浦しをん『神去なあなあ日常』+村上春樹『1Q84』

本屋大賞ノミネート作品、未読の残り2作品を読んだ。


神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

我々の知らない、体験できない林業の村の独特な世界が伝わる小説。全体的な雰囲気がよかった。



1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

謎の殺し屋・青豆パートと、天才少女作家「ふかえり」を世に送り出すことになった作家志望の天吾パート。BOOK2に入ってから二つが交錯し、パラレルワールドの世界がなんとなく見えてくる。しかし、かなり面白くなってきたところで唐突に終わってしまう。今言うのは完全に「後出しジャンケン」になるが、これは続きがあるに決まってるよね。


というわけで、本屋大賞の二次投票も完了した。4月20日の発表が楽しみだ。