2010年8月に読んだ(と思われる)本の感想

基本的に読書メーターのコピペです。ご了承ください。


リストラなう!

リストラなう!

いろいろ物議を醸したブログの単行本化。出版業界関係者にはいろいろ興味深いが、それ以外の人にはどうなのだろう。



傷だらけの店長 〜それでもやらねばならない〜

傷だらけの店長 〜それでもやらねばならない〜

書店で働くということ。エピソードがことごとくリアル過ぎて、全く笑えないし、客観的には読めない。



六とん4 一枚のとんかつ (講談社ノベルス)

六とん4 一枚のとんかつ (講談社ノベルス)

既にコメントすらバカバカしくて書けないレベルだが、それでもやっぱり読み続けるのだろう。不思議に愛される作家の道を突き進めばいいと思いますよ。
あまり大きな声では言えないが、「新×××殺人事件」が一番面白かった。



テレビの大罪 (新潮新書)

テレビの大罪 (新潮新書)

世間に与える影響力の大きさに比例した内容になっていないテレビを徹底批判。頷ける指摘も多い。



大女優物語―オードリー、マリリン、リズ (新潮新書)

大女優物語―オードリー、マリリン、リズ (新潮新書)

映画界で伝説を残した三人の女優の物語をドラマティックに追っている。あまり興味がなかったが、これを読むと映画を観たくなる。とりわけ、現在でも「お色気だけのコメディ女優」と見られがちなマリリン・モンローを再評価したくなる。



代替医療のトリック

代替医療のトリック

サイモン・シン本の中でも特に内容が攻撃的な作品だが、間違いなく読む価値はある。科学的に根拠の薄い医療が、驚くほど日常に浸透していることも分かる。



悪の教典 上

悪の教典 上

悪の教典 下

悪の教典 下

上巻では一見「爽やか学園小説」に見えるが、ところどころで悪の片鱗が顔を出し、下巻で一気に爆発する。読む手が止まらない。必読。



薔薇を拒む

薔薇を拒む

オーソドックスなミステリ風の作品世界ながら、ラストで打ちのめされる。ああ、それで良かったのかい?



あなたに贈るキス (ミステリーYA!)

あなたに贈るキス (ミステリーYA!)

「犯人当て」は「誰がキスしたのか問題」と同値になる。キスの神秘性を高めながら、ミステリとして完成度が高い