「早ミス」「このミス」「本ミス」「文春ベストミステリー」と、「おすすめ文庫王国」
今年もベストランキングが出揃いましたね。
- 作者: 『このミステリーがすごい!』編集部
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
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海外編は今年もほとんど読めなかったが、どの投票者のコメントからも、今年が豊作だったことが分かる。ちゃんと追いかけなければならないよなあ。
- 作者: 探偵小説研究会
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実はこれが、私が「政宗九」の名前を使っている唯一の仕事だったりします。
こちらの結果もほぼ順当な感じ。
これらと「文春ベストミステリー」「早ミス」の結果を見ると、今年は貴志祐介さんと麻耶雄嵩さん、そして「新人王」梓崎優さんの年でしたね。
ちなみに「早ミス」は未読ですが、昨年に続き、「対象期間が一か月前倒し」の影響が出て、「このミス」「本ミス」とはちょっと違った結果に。結果的に差別化できて面白いと思う。
正確にはランキング本ではないが、番外編として、
- 作者: 本の雑誌編集部
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2010/12/07
- メディア: 雑誌
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米澤穂信さんが選ぶオールタイムベスト、ジャンル別ベスト10など、例年にも増して記事は充実。国内ミステリーで「別格」に『造花の蜜』を挙げられた(対象期間から外れているのだ)宇田川さんは偉い!
あと書店員的には、長谷川仁美さんの「POPで振り返るブックエキスプレス上野店の5年間」と、ジュンク池袋と丸善丸の内の文庫ランキングが興味深い。丸善お茶の水の文庫ランキングは、見てるだけで楽しい。他ではやってない「仕掛け」がたくさん伺える。