2011年1月の読書メーターまとめ

もう完全に手抜きですみません。読書メーターの感想を貼り付けます。
1月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3512ページ

八月六日上々天気八月六日上々天気
我々はこの物語の最後に何が起こるかを知っている。知っているが故に、それが起こらずにこの物語がもっと続けばどんなに幸せだったのだろう、と思わずにはいられない。原爆の描写は「ラスト一行」にしかないのに、原爆文学の傑作になっている。
読了日:01月26日 著者:長野 まゆみ
扉守(とびらもり)扉守(とびらもり)
素晴らしい。尾道という舞台ならあるいはこんなことも実際に起こるのではないか、と思わせるファンタジックな世界に、人々の温かさ、そしてネイティブな方言がピタリとはまっている。もっと知られるべき傑作。
読了日:01月26日 著者:光原 百合
ズッコケ中年三人組ズッコケ中年三人組
残念ながら私は「ズッコケ」シリーズを全く読まなかったので、ああこういう場面とかは読んだ人には懐かしいんだろうな、くらいの感想しかなかった。
読了日:01月26日 著者:那須 正幹
日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)
とりあえずさっぱり分からない者にとって「何を楽しんだらいいのか」が分かる。
読了日:01月20日 著者:松宮義仁
D列車でいこう (徳間文庫)D列車でいこう (徳間文庫)
廃線の危機にあるローカル線を復興させる物語として楽しく読めた。現実はこんなに上手くいくはずはないと思うが、様々なアイデアは実際にヒントになりそう。『もしドラ』のようにビジネスへの応用も出来るかも。
読了日:01月20日 著者:阿川 大樹
東京今昔歩く地図帖―彩色絵はがき、古写真、古地図でくらべる (学研ビジュアル新書)東京今昔歩く地図帖―彩色絵はがき、古写真、古地図でくらべる (学研ビジュアル新書)
ブラタモリ的な楽しさが味わえる。新書なのでややボリューム不足の感は否めない。
読了日:01月20日 著者:井口 悦男,生田 誠
いつまでもここでキミを待ついつまでもここでキミを待つ
前半はやや行き当たりばったりすぎていたが、後半は感情移入できた。読み終えて表紙を見ると感慨深い。
読了日:01月20日 著者:ひろの みずえ
宇宙飛行士が撮った母なる地球宇宙飛行士が撮った母なる地球
美しい写真だけでなく、なんどもないような土地の写真も多いが、「野口さんが宇宙から撮った」というだけで感慨深くなるから不思議だ。
読了日:01月10日 著者:
ガロアの群論 (ブルーバックス)ガロアの群論 (ブルーバックス)
非常に丁寧な解説だが、それでも後半は難解。再読したい。
読了日:01月10日 著者:中村 亨
ガロア―天才数学者の生涯 (中公新書)ガロア―天才数学者の生涯 (中公新書)
天才数学者であり、「ガロア群論」を確立したガロアの生涯はわずか20年。しかも「決闘」で謎の死を遂げている。その生涯を追った本。ガロアは本当に「数学オタク」だったんだなあと。
読了日:01月10日 著者:加藤 文元
お客さまの「特別」になる方法  「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)お客さまの「特別」になる方法 「リレーションシップ・キャピタル」の時代 (角川oneテーマ21)
前作が「購買意欲を起こさせる動機づけ」がポイントだったのに対し、今回は「あなたの店で買いたい」という「絆づくり」がテーマ。実践に使えるヒントが満載。
読了日:01月10日 著者:小阪 裕司
3652―伊坂幸太郎エッセイ集3652―伊坂幸太郎エッセイ集
これが初のエッセイ集、というのも意外だが、小説同様に飄々としたタッチで、エッセイとも自虐語りとも何とも言えない雰囲気が漂っている。語りおろしの脚注で明かされる裏話も面白い。
読了日:01月10日 著者:伊坂 幸太郎
民宿雪国民宿雪国
あの序盤から、ああいう話に展開していくとは。ノンフィクション風にした語り口もこの物語に合っている。破天荒な構成ながら、小説としての面白さを兼ね備えた不思議な作品。
読了日:01月10日 著者:樋口毅宏
自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」 (朝日文庫)自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」 (朝日文庫)
何とも言えない気持ちになる一冊である。
読了日:01月10日 著者:佐藤 幹夫

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