Mステは矢口&加護不足、FUNは辻の涙

最近家のビデオデッキと広島ホームTV(テレ朝系)との相性が良くなく、ビデオ録りした「Mステ」はかなり画質が悪い。おかげでほとんど歌っているところが観られなかった。が、かなりいい番組作りをしていたように思った。しかしこんな大事な日に矢口と加護が「風邪でダウン」とは。身体が資本なので仕方がないのだが、やはりちょっと物足りないのでは。矢口がいるとみんな泣いてしまってまともな歌にならなかった可能性もあるので、13人でかえって歌が安定したというのも皮肉かも知れない。
「FUN」は生で視聴。メンバーからのメッセージは全員からあるのかと思っていたら飯田と辻だけだったのはやや不満だが、あの辻の涙だけでもう充分だろうか。 

本サイト40万アクセス

23日夜に40万になった模様。下のコメントにあるように、猫又大魔王さんに踏んでいただいたようだ。30万が去年の6月で、そこからの10万がおよそ7ヶ月半。いつも訪問してくださる皆さんのおかげです。
実は私は去年の夏過ぎ頃から、あまりカウンターの数字に拘らなくなった。もし本サイトを以前同様に毎日更新していたら、40万はもっと早く達成していただろう。本サイトの毎日更新を止めて「はてなダイアリー」を始めた最大の動機は、実は「アクセス数を減らそう」と思ったことだった。一応ミステリをメインに謳っているサイトなのに、ミステリとは無関係な話ばかり書いていて、そういう形の「毎日更新」でアクセスが増えることに少し申し訳ない気持ちがあった。もちろんホームページは管理人の自由なのだから、何を書いても構わない。「ミステリサイトだからミステリサイトらしくしなければ」と意識すること自体、自分が何かに縛られていることを示しているのだろう。(その縛りの一つが「ミステリ系更新されてますリンク」だと思う。でもだからと言って、このリンク集が嫌だというわけではない。むしろ最もよく利用しているサイトだし、登録されていることはとてもありがたいし嬉しい)
現在、本サイトの日記は、本・ミステリの情報と自分の購入記録、読書記録としてのみ残すことにしている。はてなダイアリーはTV、映画などのメディアの感想、ニュース関連の話題、モーヲタ的な日記として使用している。はてなの方にカウンターやアクセス解析を付けていないのは、こっちではそういうのに縛られないようにしようと思ったからだ。ただ、編集画面から「リンク元」だけは参照できる。本サイトではアクセス解析を入れているが、そちらも含め、最近私が興味深く見ているのは「リンク元解析」だけである。これは非常に面白いので、リンク元サイトは積極的に見るようにしている。全く知らないサイトでリンクされていたりするとちょっと感動したりとか。
また話が逸れるが、私がカウンターの数字に拘っていた頃、一番意識していたサイトは「イノミス」であった。リードミーでも常に私の少し上にいて、数字が近づきそうでいてまったく近づけない、「目の上のたんこぶ」のような存在だったのだ。INOさんが一時期サイトを休まれていた関係で、最近ついに逆転してしまった。
何書いているのか判らなくなったのでこの辺で。

映画「半落ち」

とてもいい映画だった。一言で言うと、「実力派俳優たちのぶつかり合い」だ。メインの寺尾聡、柴田恭兵から端役に至るまで、いわゆる今の「アイドル的スター」ではなく、演技力に長けた俳優たちが勢揃いしての素晴らしい演技が絡み合い、一つの作品を作り上げている。みんな完全に物語の世界に溶け込んでいたようだった。たった2シーンしか出ない井川比佐志の強烈な存在感、法廷での樹木希林の迫真の演技、田山涼成の苦悩と悲哀など、どれもこれも素晴らしい。これだけの個性の集合体の前だと、あの吉岡秀隆ですらやや浮いてしまう(もちろん彼もいい演技をしているのだが、周りがすごすぎるのでやや不利だった)。これは是非とも観ることをお薦めしたい。
気になったのはラストの森山直太朗の唄の音量が大きすぎたこと。いきなり高いキーで入るのでちょっとびっくりする。それと、ラストの法廷場面、観ている側のモチベーションも感動も最大の高みに達しているところで、傍聴席になんと原作の横山秀夫がいたこと! 横山秀夫には大変申し訳ないのだが、思わず笑ってしまった。泣かなきゃいけない場面なのに。ミステリに詳しい人ほど、あそこで笑ってしまうと思う。