本屋大賞NPO法人化

で、会員募集が行われている。
http://www.hontai.jp/npo.html
個人の賛助会員は、一般の方でもいいそうだ。(実際に問い合わせをされたmihoroさん情報による)
会員になれば本屋大賞発表会に割引価格で参加可能とのこと。これは、「本屋大賞発表会に行きたい」目的で会員になる人が多くなるかも知れない。個人的には「投票に参加した書店員が特権的に参加できる」場であって欲しかったので、ちょっと残念なような、惜しいような気がする。書店員よりも一般の賛助会員の方が多い発表会になったら、それはそれで嫌だ。
まあでもよく考えれば、この発表会には受賞作家とノミネート作家の一部しか作家は来ない。ほとんどは書店員か出版社関係者かマスコミ関係者だ。どこでもみんな挨拶や名刺交換や情報交換をやっていて、作家と和やかに話す時間なんてまずない。だから一般の人が参加しても、知り合いはまずいないだろうし、話す相手もほとんどいないだろうしで、正直面白い発表会ではないように思われる。まだ鮎川賞などの方が、「どこを見回しても作家だらけ」に近い状態なので、見ているだけでも楽しいだろう。
結局は、発表会に参加出来る・出来ないの問題ではなく、「『本屋大賞』という賞をバックアップして下さる」賛助会員の寄付は大歓迎、ということだ。よろしくお願いします。(だから俺は実行委員じゃないって)

山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

[iPod]のカテゴリーに入れているのは、実際には「読んだ」のではなく、「聴いた」からである。iTMSでオーディオブックの形で販売されている(しかも、こちらでも売れているようだ。今日の時点では、アルバムベストの3位だ)。移動中や読書中など「ながら」で聴くのにちょうどいい作品だ。
しかも、これが実に面白い。内容もそうだが、文章も読者(いや、リスナーか)を惹きつける力がある。100万部突破も頷ける作品だった。正直、読まず嫌いだったが、見直してしまった。表題の「さおだけ屋が潰れない謎」ばかりに注目されがちだが、その後の話も結構発見があって面白い。「ベッドタウンに高級フランス料理店の謎」が解かれた瞬間は、うおーなるほどー、と叫んでしまった。良く出来たミステリみたいだった。

今週の「SPA!」を買った

http://spa.fusosha.co.jp/
もちろん「活字エロス研究」特集の企画で参加された元さんの活躍を確認するためだ。小さいながら写真も載っている。すごいぞ。
「サイト管理人」の立場から、このように活躍の場を広げるには、元さんのように特定ジャンルのスペシャリストになるか、某氏や某氏のように幅広い知識がないと無理だろう。どのジャンルについても中途半端にしかかじっていない私にはこんな仕事は来ないだろうな。


こんなことでもないと「SPA!」なんて買わないので*1、久し振りにいろいろ見た。最初のグラビアページに、「クラシック界の萌え系アイドル」という触れ込みで、「yumi」という名のフルート奏者が紹介されている。
http://info.pia.co.jp/et/promo/classic/yumi.jsp
確かにルックスは可愛いのだが、私にとってはデビュー当時の村治佳織上松美香竹松舞も充分「萌え系」だったので、別にこの子が特別萌えるとは思えない。でもまあ、デビューCDが出たようなので、一応買ってみようかな(買うのかよ)。

メルヘンな風

メルヘンな風

*1:買ったのは「ゴー宣」の連載が終わって以来かも知れない。