本屋大賞NPO法人化

で、会員募集が行われている。
http://www.hontai.jp/npo.html
個人の賛助会員は、一般の方でもいいそうだ。(実際に問い合わせをされたmihoroさん情報による)
会員になれば本屋大賞発表会に割引価格で参加可能とのこと。これは、「本屋大賞発表会に行きたい」目的で会員になる人が多くなるかも知れない。個人的には「投票に参加した書店員が特権的に参加できる」場であって欲しかったので、ちょっと残念なような、惜しいような気がする。書店員よりも一般の賛助会員の方が多い発表会になったら、それはそれで嫌だ。
まあでもよく考えれば、この発表会には受賞作家とノミネート作家の一部しか作家は来ない。ほとんどは書店員か出版社関係者かマスコミ関係者だ。どこでもみんな挨拶や名刺交換や情報交換をやっていて、作家と和やかに話す時間なんてまずない。だから一般の人が参加しても、知り合いはまずいないだろうし、話す相手もほとんどいないだろうしで、正直面白い発表会ではないように思われる。まだ鮎川賞などの方が、「どこを見回しても作家だらけ」に近い状態なので、見ているだけでも楽しいだろう。
結局は、発表会に参加出来る・出来ないの問題ではなく、「『本屋大賞』という賞をバックアップして下さる」賛助会員の寄付は大歓迎、ということだ。よろしくお願いします。(だから俺は実行委員じゃないって)