今日の買い物は「JR時刻表10月号」

ダイヤ大改正号であり、特に新幹線が大幅に改正されるので久しぶりに買ってみた。福山駅に「のぞみ」が停まるということはめでたいが、要は広島止まりの「ひかり」が「のぞみ」に名前を変えただけ。東京−広島の「ひかり」が完全になくなってしまったのだ。それって意味ないじゃん、とか思って所要時間を調べると、こちらは確かに東京まで30分程度縮まっていた。おお、なかなかやるじゃん。そろそろ来月の上京時に乗る新幹線を決めよう。
ところで久しぶりに時刻表を「読む」と、今まで気付かなかった発見も多い。例えば路線の愛称。関西の方なら、山陽本線を「JR神戸線東海道本線を「JR京都線」と呼んだりするのは承知だろう。この手のは有名な例だが、地方にも愛称が付いている路線が結構あって、最近の流行りなのだろうか。九州だと、久大本線を「ゆふ高原線」、豊肥本線を「阿蘇高原線」、肥薩線吉都線を「えびの高原線」という具合に内陸部を走る路線に「高原線」という愛称を付けている。また四国だと徳島線が「よしの川ブルーライン」、牟岐線が「阿波室戸シーサイドライン」、予土線が「しまんとグリーンライン」となっている。まあこのあたりまでは分かりやすい方だが、東北地方はかなりすごい。ざっと挙げてみようか。カッコ内が正式路線名。
はまなすベイライン大湊線大湊線)、十和田八幡平四季彩ライン花輪線)、うみねこレール八戸市内線(八戸線)、銀河ドリームライン釜石線釜石線)、ドラゴンレール大船渡線大船渡線)、奥の細道最上川ライン陸羽西線)、奥の細道湯けむりライン陸羽東線)、フルーツライン佐沢線(佐沢線)、ゆうゆうあぶくまライン磐越東線)、森と水とロマンの鉄道磐越西線)。ぜーぜーぜー。地元の皆さんは本当にこの愛称を使っているんでしょうか。「じゃあ十和田八幡平四季彩ラインに乗ってそっち行くから」普通に花輪線でいいじゃん、みたいな。
あと素朴な疑問。かつては「L特急」がかなり多かった気がするけれど、最近は「L特急」は減っていて、普通に「特急」と呼ぶものが多い。「L特急」と呼ぶ電車には基準があるのだろうか。「やくも」はL特急だけど、「スーパーやくも」は普通の特急なのだ。どう違うのだろう。
時刻表の話はまだ続けるかも知れません。