ブレゼント包装

ここ最近はどこの書店も(もちろん書店だけでなくどの種類のお店でも)クリスマス用のプレゼント包装を頻繁にやる。しかし本をプレゼントするのはとても難しい気がするのだ。プレゼントする相手の趣味・嗜好を知り尽くした上で、しかも当人が持っていないものを選ばなければならない。恋人同士や家族など、親密度が高い場合はすぐ分かるだろうが、友人相手とか何かのお祝いだったり入院見舞いとかで本をプレゼントするのは至難の業ではないかと思う。小学時代にクラス会でクリスマスプレゼントの交換会みたいなのがあって、私のところにはお道具箱にいっぱい「巨人の星」などのコミックが詰められていて、周りはみんな羨ましがっていたのだが、当時の私は漫画には全く興味がなく、ましてや「巨人の星」はアニメもほとんど観たことがなかったものだから、内心全然嬉しくなかった記憶がある。