SUGARの日本デビューシングルとアルバム

シングル「GO THE DISTANCE」:透明感のあるいい楽曲でありヴォーカル。たがこれが「日本デビュー曲」というにはやや地味ではないか? 元々シュガーは「元気元気しているグループ」というイメージがあるので、こんなおっとり系で来られると戸惑ってしまう。アルバム2曲目の「Little wing」をシングルにすれば良かったように思う。
アルバム「Double Rainbow」:これはいい曲が揃っている。基本的に全部日本語による歌唱なのだが、一部やや聞き取り難いか。イントネーションとかはやっぱりBoAと共通する雰囲気もある。いわゆる「韓国訛りの日本語」なのだろうか。プレーヤーにかけると50トラックも表示されてびっくりするが、12〜38トラックと40〜50トラックは数秒無音が入るだけ。39トラックがいわゆる「隠しトラック」で、CDのどこにもクレジットされていない曲だ。なんという曲なのだろう?
ジャケットがどちらも実に地味なのも気になる。キャッチコピーのついた帯(というのかなCDでも)を付ければ良かったのに。あえて「韓国の人気アイドル」であることを隠しているのだろうか? アユミが鳥取出身の在日コリアン(韓国旅行中にスカウトされたらしい)で日本語が普通に喋れるので、彼女をスポークスマンにすればTVでも充分行けると思う。TVで歌う機会が果たしてあるかどうか。