文藝春秋3月号は10日発売

綿矢りさ蹴りたい背中』と金原ひとみ蛇にピアス』、単行本2冊合わせて2,310円するが、もう少し我慢すればたったの780円で読める。「文藝春秋」3月号にどちらも全文掲載されるのだ。しかも選評も全員分のが読め、受賞者インタビューまである。どっちが得か、よーく考えてみよう。
どこの出版社から出ている作品であっても、芥川賞は必ず全文が「文藝春秋」に掲載される。これは主催者の特権的なものだろうか。
ちなみに直木賞は「オール読物」に掲載されるが、どちらかといえば長い作品が多いので、ダイジェスト掲載だったり、短編集ならいくつかがピックアップして掲載される。今回はどちらもいくつかの短編が載る形になるだろう。