小六キッズ文庫

昨日「小学六年生」の付録合わせをやっていたら、別冊付録に高橋克彦の短編集があって驚いた。確か『不思議な卵』という、かつて角川mini文庫で出ていたものからの抜粋だと思う。どうやら一年間続く付録らしくて、4月号が重松清『北風ぴゅうた』、5月号は宮部みゆき『聞こえていますか』、6月号は椎名誠『アゲハチョウ タンポポ(『岳物語』より)』だった。次号8月号には恩田陸が出る。
オリジナルでないのは残念(もしそうだったら、この付録が後々大変な価値を生むことになっただろう)だが、こういう形で小説に触れさせるのはいいことだと思う。