「追憶 さよなら愛する人よ」

12月20日に「完全限定生産」というのが売りの豪華写真集「追憶 さよなら愛する人よ」というのが出る。

追憶 もういちど逢いたい・・・ [DVD]

追憶 もういちど逢いたい・・・ [DVD]

豪華写真集にオリジナル詩集、そしてDVD4枚組がセットで定価12,600円。ペ・ヨンジュンをはじめとして、チャン・ドンゴンウォンビンイ・ビョンホンクォン・サンウチェ・ジウなどの韓流スター総登場の「44のラブストーリー」が観られるということで、すごくプッシュされている。
……でもねえ、これねえ、要は「ミュージックビデオ」なんですよ。で、詩集はその歌詞の詩集だし、写真集はどうやらミュージックビデオからの写真ぽい。
そもそも6枚組で韓国で発売されたDVDがあって、既に日本盤もある。
恋のソナタ(戀歌)History & Hit music Video Clips 1998-2004 [DVD]

恋のソナタ(戀歌)History & Hit music Video Clips 1998-2004 [DVD]

この6枚分からスター中心のセレクションで4枚分の分量が選ばれているようだ。
だから、「追憶」がどうも「ぼったくり」に見えて仕方がないですよ。
私は韓国盤の「恋歌」を持っている(リージョンフリーで6,000円くらいで買えたのだ)。非常にいい内容であり、お薦めはするのだが、あくまでもミュージックビデオとして評価すべきもの。だから基本的に台詞がほとんどないし、ペ・ヨンジュンチョ・ソンモの「さよなら愛する人よ」という曲に登場するだけ。(あと「同感」てのもあるけれど、これは静止画だ)
それを「スター総出演!」をクローズアップしすぎて、実際に見たら「なんだよこれっぽっちか」で、前に「恋のソナタ」を持っている人にとっては二重買いになってしまうし、どうなんだろうか。写真集と詩集のために12,600円払っちゃうのか。
どうも韓国関係のものって、購買層の足元を見られているような気がする。いいのかそれで。