直木賞

芥川賞は申し訳ないけどコメントのしようがないので。
直木賞朱川湊人『花まんま』(文藝春秋)に決定。やったー。
私が大プッシュしていた作品だけに、嬉しいなあ。
私は5月25日の日記にて、『花まんま』の感想として、以下のように書いた。

一言で言って、素晴らしい。早くも作風がいい方向に固まってきたように思う。昔の情景を織り交ぜながら、主に子どもの視点で描かれた作品ばかりで、「ノスタルジック・ホラー」ともいうべき雰囲気がある。30代〜40代にはかなり「くる」のではないだろうか。文章力も安定しており、既に風格さえ感じさせる。もう直木賞も時間の問題では

予言が的中してしまったぞ。わっはっは。
全6作のうち、「トカビの夜」「摩訶不思議」「花まんま」の3作は、本当に傑作だ。これで多くの人に読まれるであろうことが喜ばしい。たくさんの人に感動していただきたい。