文豪の曾孫

小学館の広告を見て初めて知った。

螺旋に回転する世界―He said,“LUV U 4 EVER.”

螺旋に回転する世界―He said,“LUV U 4 EVER.”

この「菊池勇生」という作家は、なんとあの菊池寛の曾孫だそうだ。金子一馬とのコラボという点も興味深いが、内容を小学館のサイトから引用すると、

神か悪魔か?破滅型ドーピング探偵、降臨。
冷えこみの厳しい大雪の朝、休職処分中の刑事、横川憲二の携帯に、一本の電話がかかってきた。驚くべきことに、それは、半年前、連続猟奇殺人事件の被害者となってしまった妻・響子からの電話だった。どうやら、未だ彼女の殺されていない、8か月遅れの平行世界が存在するらしい―。その事実をなんとか認めた憲二は、もうひとりの響子を殺人鬼の魔手から救うべく、異能の美少年探偵・小鳥遊司に捜査を依頼する。 ナルコプレシー(眠り病)の特効薬・リタリンの粉末を鼻から吸引することにより、超人的推理能力を発揮、奇怪な謎を一瞬にして解き明かしてゆく小鳥遊司。しかし、解明された真実は、それを包みこむさらに巨大な謎の存在を浮かび上がらせ始めた……。

ということで、どうやらミステリらしい。ラノベ要素もあるのかな? あんまり話題になっていないのは何故なのだろう。
菊池寛の曾孫なのに文春じゃなくて小学館からデビューしている。まあ別に版元は関係ないか。