森下くるみ『すべては「裸になる」から始まって』

すべては「裸になる」から始まって

すべては「裸になる」から始まって

AV女優として9年間、第一線で活躍している森下くるみの等身大エッセイ。スキャンダルな内容ではなく、業界からファン、彼氏、両親の話までを忌憚なく正直に書き綴っている。AV業界を特殊な世界ではなく、「仕事の一つ」と捉えている姿勢が伺える。
「ぶっかけ」の撮影で多量の精液を飲んでお腹を壊したという話や、真っ白い便が出た話は、さすがに経験者しか分からない世界だろう。
この本を出した英知出版は直後に倒産してしまった。森下くるみの元には印税は入らないのだろう。可哀相なことだ。