『このミス』と『本ミス』と『早ミス』

年末ランキング本が続々出てます。特に「このミス」を見ると、年末を感じますね。

このミステリーがすごい! 2008年版

2008本格ミステリ・ベスト10

ミステリが読みたい! 2008年版 (2008)

今年は佐々木譲・今野敏・黒川博行といった作家たちの「警察小説」が評判になった年のようですね。本格系では有栖川有栖『女王国の城』、三津田信三『首無の如き祟るもの』、柄刀一『密室キングダム』、山沢晴雄『離れた家』が強かったようです。そして桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』や宮部みゆき『楽園』、あるいは近藤史恵『サクリファイス』が割り込む、といった感じでしょうか。
あとは来週木曜、１２／１３（首都圏基準）発売の「週刊文春」で、ランキングは一通り発表されることになります。

なお、『本格ミステリ・ベスト１０』と『ミステリが読みたい！』は、それぞれ版元さんから送っていただきました。ありがとうございました！