本屋大賞2008に行ってきました

既に大きく報道されていますが、8日の夜に「本屋大賞」の発表式があり、例年通り私も行ってきました。
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本屋大賞は、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』でした。

ゴールデンスランバー

3月の初めに予想した通りの結果でしたが、それでも嬉しかったです。
私は第一回目の本屋大賞の時も『アヒルと鴨のコインロッカー』を一位として投票しており、その後も「伊坂幸太郎に本屋大賞をあげたい」という思いでいました。しかし、２作がノミネートされて票が割れたり、他に圧倒的に強い作品があったりして、なかなか実現しませんでした。そういう意味でも、今回はいろいろと感慨深いものがありました。わずか数年の間にすっかり人気作家となり、誰もが知る存在になってしまったため、結果的に見れば「もう充分有名な作品じゃないか」と批判されかねないかも知れませんが、ずっと応援してきた一人としては、やはり単純に嬉しいのです。
今回は書店員が作家に直接ＰＯＰを手渡しする時間が設けられたのですが、人がいっぱい集まっていてとても近寄れず。本当に最後あたりでやっと悲願の初対面を果たしました（去年ニアミスがありましたが、直接お話するのはこれが初めてだったのですよ！）。
他には近藤史恵さん、桜庭一樹さん、万城目学さんが参加されていました。今が「旬」の桜庭さんがやはりダントツで人気だったようで、私が挨拶した頃には、かなりぐったりされているのが印象的でした。

本屋大賞2008