MYSCON9に行ってきました

今年は昼の部だけの参加となりましたが、また楽しい時間をすごさせていただきました。ありがとうございました。
近藤史恵さん、田代裕彦さんのインタビューも、非常に興味深い話が満載でした。
近藤さんについては、ここで発表された「今後の予定」を紹介します。

  • サクリファイス』は続編が携帯サイトで連載後、来年単行本化。
  • 6月に『タルト・タタンの夢』の続編刊行。
  • 整体師シリーズの続編を執筆中。(『カナリヤは眠れない』の時、「とにかく軽いものを」と依頼されたそうです。内容は決して「軽い」わけではないと思いますが)
  • 徳間の警察シリーズは来年の3作目で終わる予定(元々三部作の予定だったそうです)。
  • キリコシリーズも依頼が来ているので、執筆予定。
  • 歌舞伎シリーズは今は取りかかれる状態ではないものの、今泉シリーズとは別に歌舞伎をモチーフにした作品のアイデアがある。

会場に、某有名作家さんが一般参加者として普通に来られていて驚きました。浅暮三文さんはMYSCON常連だから驚きませんが。それと、新潮社の編集A氏も参加されていました。近藤史恵さん担当ですが、ご自身で全て作られた「Story Seller」もしっかり宣伝されてました。

Story Seller (ストーリーセラー) 2008年 05月号 [雑誌]

Story Seller (ストーリーセラー) 2008年 05月号 [雑誌]



「クラシック・ミステリのススメPart1」も購入させていただきました。冒頭の藤原編集室インタビューを始め、国書の「世界探偵小説全集」、親樹社、原書房小学館の海外古典ミステリ叢書シリーズの全作レビューは、読み応えたっぷりです。
今後は通販のほか、bk1でも取り扱う予定があるそうです。今後の情報はid:sugiemckoyをチェックしてみてください。


MYSCONは来年で10周年を迎えます。来年はさらなる盛り上がりを期待したいところです。私も企画等でお手伝いできればと思っています。