『桜庭一樹〜物語る少女と野獣〜』
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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一番驚いたのは、『私の男』の時間を遡る構成について、韓国映画「ペパーミント・キャンディー」がきっかけになったらしいこと。
一番唸ったのは、「桜庭一樹帯文コレクション」のページ。「桜庭一樹絶賛」帯の帯文を実物写真で集めているのだが、これが実にいい。「桜庭推薦本」でミニフェアしてもいいと思ったくらい。
一番笑ったのは、担当編集者座談会の紹介文。一部引用。
創元・K島氏「膨大な読書量と預言者の如き閃きで作家を翻弄する“魔性”のミステリ編集者。青年の身でありながらなぜか大奥の重鎮の空気を身にまとう」
文春・I井氏「おととしの大晦日に黒田研二さんと出かけた「エアセックス世界大会」で超かわいい彼女と出会い、結婚!」
え、エアセックスって……。