竹内薫『トンデモ仮説の世界』＆『白い仮説黒い仮説』

トンデモ仮説の世界―まだ9割の人がだまされている

白い仮説・黒い仮説

『99.9%は仮説』（光文社新書）でも書かれていた「結局、科学のほとんどは仮説にすぎない」を具体的に紹介したような内容の本。いわゆる似非科学（マイナスイオン、ミネラルウォーター、血液型性格判断）から、ビッグバン宇宙論もどんどん変わっているという話まで、多岐に亘っている。
一番笑ったのは、「五次元宇宙」を提唱しているリサ・ランドールが注目されたのは、単に「美人だったから」という話。説そのものは随分前から話題になっているのだそうだ。