奥野卓司『ジャパンクールと情報革命』

ジャパンクールと情報革命 (アスキー新書 81)

日本の最大の武器は「モノづくり」ではなく、江戸時代から脈々と受け継がれる「モノ語りづくり」の素晴らしさだ、という趣旨。日本のアニメは世界中で受け入れられ、あるいはYouTubeなどを通じて見られているのも、「モノ語りづくり」の持つ力の証明でもある。
サラッと書かれていることだが、TSUTAYAの社名は「現代の蔦屋重三郎を目指す」という意味合いから来ている、というとは知らなかった。古臭い表現だが、へぇボタンをいっぱい押したくなった。