伊坂幸太郎の小説がポストに届く!……かも?

新文化」より。
http://www.shinbunka.co.jp/news2009/02/090227-01.htm

双葉社、新企画「ゆうびん小説」立上げ
作家が執筆中の小説を読者に無料で郵送。小説の魅力を、あえてアナログな手法を用いてPRする。第1弾は伊坂幸太郎氏の新作「バイバイ、ブラックバード」。太宰治「グッド・バイ」をモチーフにした6話構成の連作短編集で、本屋大賞実行委員会のフリーペーパー「LOVE書店!」2月28日発行号紙上で郵送希望者を募集、第1〜5話を、毎回50人の当選者にプレゼントする。

双葉社から2010年に発表される予定の連作短編集を、各短編50人宛てに無料で郵送する、という企画だそうです。
応募には、本屋大賞のフリーペーパー「LOVE書店!」10号の応募券が必要。
双葉社HPの案内ページはこちら。
http://www.futabasha.co.jp/introduction/postal_novel/
全短編が当たるわけがない(一人一作でしょう)ので、書き下ろしで発表される予定の新作のうち一作が「先読み」できる、というニュアンスでしょうか。今やクレジットの請求書もペーパーレス化が進む中、ネット配信でもダウンロードでもなく、直接郵便で作家の新作が届く、というのは新しい試みなのではないかと思います。