鈴木淳史『背徳のクラシック・ガイド』

背徳のクラシック・ガイド (新書y 225)

背徳のクラシック・ガイド (新書y 225)

地味で暗いばかりがクラシックじゃない。実はこんなに変な演奏、楽曲もあるのだ、という「ゲテモノクラシック」のガイド本。前半は「ヘンな演奏」、後半は「ヘンな楽曲」を収録。
前半では、南半球の陽気なベートーヴェン全集、とにかくやたらにテンポが遅い「第九」北朝鮮オケによるショスタコ7番、などが聴きたくなった。
後半では、モソロフの「鉄工場」や、「春の祭典」のギター版などに興味が沸いた。