最近のツイッターの話題など

今週はなんといってもこれ。

週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 [雑誌]

ツイッター特集の「週刊ダイヤモンド」。初心者から上級者までカバーする上手い構成で、どの層にも面白い。ビジネス誌なのでビジネス的な絡みかと思うとそうでもなく、ごく普通の一般女性がいかにフォロワーが増えたか、の体験談なども載っていることは高く評価したい。ビジネスに使うことばかりではなく、こういう「新たな交流の喜び」もツイッターにはあることを教えてくれる。

考えてみて欲しい。10年前、20年前。携帯電話、メールが今のように普及すると予測した者はほとんどいなかったはずだ。多くのビジネスマンが「自分には必要のないものだ」と思っていたはずだ。
今では「携帯依存症」が社会問題になっている。一度、利便性という麻薬を味わってしまうと、もう元には戻れない。ツイッターにはもともと何時間でも続けてしまうような中毒性がある。それは、ツイッターによって得られる利便性、快楽と表裏一体のものでもあるのだろう。
(33ページより)


もうひとつ紹介したいのは、出版業界紙新文化」の1月14日号。「風信」という囲みコラムに、富士山マガジンサービスの西野氏が、ツイッターについて書かれている。

新文化」の読者で〈ツイッター〉をまだやっていないひとがいたら、ハッキリいってまずい。それは長引く不況に喧しい出版業界に身を措く者としてのビジネス感度を示すからだ。
(中略)
日本のメディアへの露出が高まってきているいまでさえ、知らないのだとすれば“重症”だ。
 このサービスは、体感しないと分からない。本を読んで分かった気になっていてはいけない。自社媒体のマーケティング手段で使うべきだといっている訳でもない。業界のプロフェッショナルとして、新しい技術に敏感に反応してほしい。せめて試してみてほしい。願わくば、業界の脅威となりうる“ソレ”をうまく利用する戦略をみつけてほしい。この違いに生き残りがかかっている。インターネットが現在のようになると分かっていたら、もっと前に何か手が打てたかもしれない。そんな風に少しでも思うなら、いまこの瞬間こそツイッターを体験すべきときだ。