東野圭吾人気ランキングが中間発表されている。
先日紹介した「東野圭吾公式ガイド」には、東野圭吾作品の人気ランキングの投票が行われている。ハガキも付いているので、すぐに投票できる形だ。
最終結果は来年2月に発表されるらしいが、集英社の新刊『マスカレード・ホテル』の投げ込みチラシと「小説すばる」で、7月現在のランキング中間発表がなされていることにお気付きだろうか。
中間ランキングはこんな感じになっている。
(7月7日時点の集計とのこと。並びは作品発表順で、ランキングの順位ではない)
『悪意』(講談社)
『秘密』(文藝春秋)
『白夜行』(集英社)
『時生』(講談社)
『手紙』(文藝春秋)
『幻夜』(集英社)
『容疑者Xの献身』(文藝春秋)
『赤い指』(講談社)
『流星の絆』(講談社)
『新参者』(講談社)
こうしてみると、ものの見事に全て映像化された作品である。また、「公式ガイド」発行元の3社に集中している(さすがに意図的ではないと思うが)。
でもなんとなく、結果もぼんやり見えてくる気がするようなランキングではある。これから映画が始まる『夜明けの街で』あたりがどう食い込むか、くらいだろうか。あっと驚くような番狂わせは起きないもんだろうか。(『ある閉ざされた雪の山荘で』とか『天空の蜂』とか『殺人の門』とか『黒笑小説』とかさ)