つ、ついにあの『白樺荘事件』が読める日が来る……のか?(未完だけど)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
とか言いながら、去年(2016年)に何本更新したんだろう、と見ると、たったの3本でした。こりゃ不味いでしょう。なんか、ちゃんとした記事を書かねば、しっかり構成せねば、と気負っていた気がします。もっとだらだらと、ちょっとしたことでもすぐ更新できるようにしたいですね。


というわけで、2017年の1発目ですが、論創社の近刊ページを見てびっくりしたわけです。
論創社といえば、どちらかといえばニッチなところを突いたマニアックな翻訳作品や、忘れ去られた日本人作家の掘り起こしを積極的にやってる出版社です。
その論創社の1月予定の新刊に、あの『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド』があります。浅木原忍さんが私家版(同人誌)として出版した本が本格ミステリ大賞を受賞するという快挙を達成した作品が、完全版として商業出版になります。本体2,500円というのは、ちょっと高い気もするけど、連城三紀彦再評価をしてくださった重要な作品なので、応援したいところです。
ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド | 論創社


その発売日などを確認しようとしてびっくりしたことが。今春予定に鮎川哲也探偵小説選』があります。なにが収録されるのだろう、と見て驚愕。ああああの、『白樺荘事件』のタイトルが!!

絶筆となった未完作品「白樺荘事件」の現存部分を収録します。

と明記されています。不完全作品なのはファンなら重々承知。なんせあの鮎川哲也と十三の謎」として出る予定だったものですよ。二十数年目にしてようやく陽の目を見ることになる『白樺荘事件』、いったいどこまで出来ていたのか、気になるじゃないですか。
詳しくはこちらを参照↓
鮎川哲也探偵小説選 | 論創社


とまあ、こんな感じの更新をゆるゆるとやっていきたいです。それと本の感想や、名作再紹介などを積極的なやりたいです。よろしくお願いします。