『ポッドキャスティングde英会話』

ポッドキャスティングで英会話! iPodで無料レッスンはじめました!

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最近はポッドキャストばかり聴いている。朝は「読売新聞ポッドキャスト」を聴きながら出勤している。そんな私が今はまりつつあるのが英語学習のポッドキャスト岩村圭南が私の先生だったりする(オーディオブックも買った)し、VOANEWSWEEKiPodで聴く(もっともNEWSWEEKはほとんど理解できないが)。そんな英語学習のポッドキャストガイドとして購入した。内容はやや薄めだが、便利そうな情報が多い。

『姿三四郎と富田常雄』を予約しよう

よしだまさしさん初の書き下ろしノンフィクション、『姿三四郎富田常雄』は本の雑誌社から2月発売予定ですが、「本やタウン」で2月8日までに予約すると、なんとなんと、著者サイン本が手に入るのです。
詳しくはこちらを参照。
http://www.webdokusho.com/kanko/yoyaku.html
皆さんも奮って予約しましょう!

高木彬光『成吉思汗の秘密』

成吉思汗の秘密 新装版 (光文社文庫)

成吉思汗の秘密 新装版 (光文社文庫)

さすがの天才型名探偵・神津恭介も、病には勝てなかった。急性盲腸炎で入院を余儀なくされたのだ。毎日が退屈で退屈で仕方がない。友人の推理作家・松下研三はそんな神津に、歴史上の謎に挑んでみてはどうかと持ちかけた。源義経は衣川で自害したのではなく、北方へ逃れて大陸へ渡り、ジンギス=カン(成吉思汗)になったという話はただの「伝説」「妄言」なのか、それとも「真実」なのか。神津らは、父親も義経伝説を追っていたという大麻鎮子を助手に迎えて、この「史上最大の一人二役トリック」を検証することになった。調べるにつれて次々に浮かんでくる義経の痕跡、そこに立ちはだかる助教授の強烈な反論……神津の頭脳は、歴史の闇に迫れるのか?
「名作再評価」シリーズの一環として読んだが、実はこれは初読。続編は既読なのだが。作品中でも触れられているように、ジョセフィン・テイ『時の娘』に触発されて書かれた、歴史推理ものの代表作の一つだ。現在の高田崇史「QEDシリーズ」の元祖的存在とも言える。日本史の中でも最も有名な「トンデモ説」の一つ、「源義経ジンギスカン」に挑んでいる。といっても、証拠として使えるのが文献と地名などしかないし、解釈の仕方によっていくらでも話が作れそうなネタでもあるので、現在ではやっぱり「トンデモ」に近い雰囲気を感じてしまうのも事実。鯨統一郎邪馬台国はどこですか?』のような乗りをもっと突き詰めた感じにも見える。ただ、かなり多くの資料に当っているので、読んでいくうちに「いや、本当なのかも……」という気にもなってくるし、そう思わせることが出来ればこの小説は大成功なので、やはり凄い小説であることは間違いない。特に後半の清朝の話との関連性は、なるほどと唸ってしまった。さらに最後の一章で、単行本刊行後に一般の女性から寄せられた説を書き加えている点も興味深い。当時の反響がかなり大きかったことが伺える。
高木彬光の歴史ミステリは、続けて『邪馬台国の秘密』『古代天皇の秘密』と書かれている。とりわけ『邪馬台国の秘密』は個人的にも思い入れの強い作品で、邪馬台国の場所に関する推理は、今でも高木説が最も真相に近いのではないかと信じている。ただし、こちらも現在の視点では受け止め方が変わってくるかも知れないので、近いうちに再読しようと思う。これら2作からかなりの年月を経て書かれた『古代天皇の秘密』は、焦点がはっきりしていないこともあって完成度はかなり落ちるので、ちょっとお薦めはできない。

ジャニーズカレンダーの版元ローテーション

'06 '05 '04 '03 '02 '01
堂本光一 光文 光文 講談 講談 小学 講談
堂本剛 ぴあ ぴあ 小学 小学 ぴあ 角川
V6 小学 小学 光文 角川 講談 主婦生
講談 講談 ぴあ ぴあ ワニ ワニ
タッキー&翼 角川 角川 角川 講談 角川  
NEWS 集英 集英        
Jr. ワニ ワニ 集英 ワニ    
関ジャニ M.Co          


ジャニ系のスクールカレンダーは複数の版元が分担して発行している。これってローテーションとかあるのだろうかと気になって調べてみた。
「'06」は「2006年4月〜2007年3月」のスクールカレンダー、という意味である。
去年と今年は同じだが、その前は結構入れ替わっている。どういう取り決めがあるのだろうか。
なお関ジャニ∞の「M.Co」は角川グループである。

「アメノナカノ青空」(2003年韓国作品 原題「…ing」)

http://www.ameao.jp/
ミナ(イム・スジョン)は先天的な難病のため、産まれてからのほとんどを病院で過ごしてきた。さらに左手には大きな障害があるので手袋をしている。高校生になったので、母ミスク(イ・ミスク)はやや無理をしてでも退院させ、ミナを学校に通わせ、生活も家でさせることにした。だが学校では友達も出来ず、孤独な日々のミナ。そんな時、ミナたちのマンションの下の階に、若い自称カメラマンのヨンジェ(キム・レウォン)が引っ越してきた。何かとミナにちょっかいを出すヨンジェの態度を最初のうちは嫌うミナだったが、徐々に心を開いていく。しかし、ミナの命は限られていた――。
これまた実に解りやすい「お涙頂戴」の恋愛映画。最初の時点でラストまでほぼ予想できる。実はヨンジェはミスクの経営する店(レストラン)でバイトする芸術学科の学生で、余命いくばくもないミナに「幸せな思い出を作ってあげる」ため、ミナと親しくなるようにミスクから依頼されているのだ。このプロットは映画の後半で明らかになるが、最初から伏線があからさまなので、そういうことなんだろうなと割り切って観ることになる。「仕組まれた恋」なのに、そのうちヨンジェには本当に恋愛感情が生まれていくのだ。若い男女の限られた恋がメインのように見えるが、それ以上に母子愛の形が最後にクローズアップされていく。深い余韻が残るいい映画だ。ただ、「挿入歌」が割り込みすぎるのが気になった。韓国映画にはありがちだが、演技に純粋に感情移入したかった。
イム・スジョンは最初のうちこそ平凡な子に見えるが、どんどん可愛くなっていく。特にショートカット萌えな方には堪らないだろう。写真に残る彼女の笑顔は素晴らしい、泣けてくる。キム・レウォンはコメディ系俳優なんだね。真面目な一面もきちんと出せる。イ・ミスクは貫禄勝ち。