芥川賞の選評

それにしても今日(10日)の朝日新聞の「文藝春秋3月号」広告は凄かった。右ページ下から左ページ全面に続くL字型広告はインパクトありすぎ。
それはともかく、とりあえず芥川賞の選評を軽く流して読んでみた。
相変わらず都知事はキャラ立ち過ぎ。好き嫌いはともかく、面白いね。それと最後に書かれていた、

複数の選考委員の間で、多少瑕瑾はあっても、この作者にはもうそろそろこの賞を与えてもいいのではないかという声があったが、そうした発想はこの伝統ある文学賞の本質を損なうものではないかと危惧している。
作家は賞によって育つものではなく、その逆、文学賞はそれが与えられる作品によって権威づけられるものではなかろうか。

というのには全面的に賛同したい。まあ今回がそうなのかどうかは措いといて。
村上龍が阿部を推しながら批判ばかり書き連ねているのも印象的だった。